もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.10

Happy Mother’s Day!
母であり、起業家でもある、メコンブルーの創業者チャンタさんのエピソードをお届けするシリーズです。

ワーキングマザーのチャンタさんは、「週末は家族でご飯を楽しむ」ように心がけているのだとか。
いつも、子どもたちは学校、チャンタさんは仕事なので、自営業とはいえ平日はなかなか一緒にゆっくりできないようです。
150510_クララとヨハン
この週末は、アメリカに留学している長女クララの一時帰国に合わせて、長男ヨハンが大好きなお好み焼きを作りたい!とおっしゃっていました。
(実は、チャンタさんが来日された時、一番お気に入りだった日本食がお好み焼きなのです。)
日本でおなじみの料理が、海の向こうのカンボジアで、家族団らんに一役買っていると思うとうれしいですね。

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.9

来週、5月10日は母の日ですね!
メコンブルーの創業者チャンタさんは、2人の子どものお母さんでもあります。

幼少期

18年前に生まれた長女のクララは、今、アメリカの大学に留学しています。
高校生の時にはすでに、「メコンブルーを継ぐ!」とはっきり宣言してくれていたクララ。

by Ryuichiro Suzuki
by Ryuichiro Suzuki

大学ではビジネスの勉強をしながら、織物のサークルで、織り機の使い方を教わったり自分でデザインした生地を織ってみたり…たくましく成長しているようです。
どんなに大変なことがあっても、5年後、10年後のメコンブルーの未来は明るい!と感じさせてくれます。

チャンタさんにとって、夢にまっすぐ向かっていく娘の姿は、何よりうれしく頼もしいのではないでしょうか。
一回りも二回りも成長したクララの帰国が、私たちもとても楽しみです。

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.8

メコンブルーの創業者チャンタさんにまつわるエピソードを、今日も少しだけご紹介したいと思います。

4月になり、年度の変わり目ということで、気合いを入れて毎日過ごされている方も多いのではないでしょうか。
チャンタさんが気合いを入れる時、彼女の勝負服は、上から下まで全身メコンブルーです。
ワンピース、ジャケット、ストール、バッグ…そしてサンダルまで!

服装がキマると、自然と力が湧いてくるような気がしますよね。
今日の写真は、チャンタさんと長女のクララが、メコンブルーのワンピースでおめかしした時のものを選んでみました。

ワンピースいろんな種類の商品全てを日本のみなさんにお届けできないのが残念ですが、この春の新作として、ポケットチーフを追加しています!

ぜひ、チェックしてみてくださいね。
http://mekongblue.shop-pro.jp/?pid=87072013

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.7

メコンブルーの創設者であるチャンタさんについてご紹介するシリーズ。
桜が満開のこの週末は、「花」をテーマにお届けします!

桜

チャンタさんは、これまでに数えきれないほどのストールをデザインしてきたそうですが、中でもたくさんのカラーバリエーションを見かける定番デザインが、こちらの写真のもの。

by Ryuichiro Suzuki
by Ryuichiro Suzuki

遠目では、ドット柄や四角い模様に見えるでしょうか?
実はこれ、「希望」の意味をもつ、カンボジア伝統の花柄なのだと教えてくれました。

私たちは、メコンブルーのことを「希望に輝くシルクブランド」だと思っています。
身につけたとき、ぱっと明るい、前向きな気持ちになっていただけるように。
チャンタさんが色んなところにこっそり込めた「希望」を、これからも少しずつ、お伝えしていきます。

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.6

今日は、人一倍ポジティブなメコンブルー創業者のチャンタさんでさえ、めげそうだった頃のエピソードを。

「創業から10年以上の間で、いちばん大変だったのは?」と、聞いたことがあります。
機材もない中で良いストールを織るために、すごく苦労したのでは?
なかなか思うように売れなかったのでは?
スタッフの女性たちと、うまくいかないこともあったのでは?
…と、勝手な想像をしていましたが、そのどれとも違う意外な答えが返ってきました。

「内戦時代の地雷がたくさん残っている地方に出かけたときに、生きてまた家族に会えるだろうか、とハラハラしながら車を走らせたこと。」

たんに、出張にでかけて、家まで帰る。
販路開拓よりも品質を上げることよりも、ただ出かけて帰ってくるという何気ない出来事が、まっさきに上がるのは全くの予想外でした。

そんなゼロともマイナスとも言えるところからはじまり、ながい道のりを超え、海を渡ってきた商品を、みなさんのお手元に届けるのは日本のスタッフのおしごとです。
チャンタさんの「大変だったこと」を聞くと、はるばる日本まで届いてからの最後の一歩、大変だ、なんて言ってはいられませんね。

(写真は、最近開通した、アンコールワットのあるシェムリアップから工房へつながる道です。快適な旅ができる舗装された道路も増えています!)
suwaki route

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.5

メコンブルーの創設者であるチャンタさんの魅力をご紹介するこのシリーズも、第5弾になりました。

チャンタさんの口癖のひとつに、「何かフィードバックがあればぜひ!」という言葉があります。
フィードバックは、もらうのは簡単でも、本当に改善に結びつけるのはなかなか難しいもの。そんなこちらの思い込みを、いい意味で裏切ってくれるのがチャンタさんです。

注文したハンカチが、手縫いのためか、正方形にならず歪んでいたことがありました。
日本のハンカチは角がぴったり合うんだよ、それなら作り直すから返送してくれ、いや今回はもういいよ、いやいやそういうわけには、いやいやいや次に活きればいいから……
と押し問答した半年後、次に届いた30枚のハンカチは、どれもぴったり正方形でした。ハンカチ
昨日より今日、今日より明日は、もっと良いものを。
そんな真摯な姿勢に、いつも頭が下がる思いです。

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.4

メコンブルーの創設者であるチャンタさん。
とっても魅力的な彼女のことを、少しだけご紹介するシリーズです。

チャンタさんには、18歳の愛娘クララがいます。
昨年高校を卒業し、奨学金をもらってアメリカに留学してしまったので、チャンタさんはずいぶん寂しがっておられる様子です。(写真は卒業式の時のもの)高校卒業式2014年お金持ちの人も多いインターナショナルスクールに通っていたそうですが、不満を言うと「お小遣いがほしかったらよその子になりなさい!」と、「よそはよそ、うちはうち」の精神で育てられたというのがクララ談。
日本でも、どこかで聞いたことがあるような話ですね。

もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.3

メコンブルーの創設者であるチャンタさんの魅力をご紹介するシリーズ。
いつも明るい彼女と、旦那さんのチャンさんとの性格の違いがわかるエピソードを、今日はこっそりお届けします。 _DSC45882人の役割分担は、首都プノンペンでの商談をチャンタさん、農村にある工房の運営をチャンさんが受け持っておられます。
ある時、大事な商談が2件重なってしまい、困ったチャンタさん、たまたまプノンペンに来ていたチャンさんに代理をお願いしたところ…
「あの人ったら、絶対に嫌だ、って、工房に帰っちゃったのよ!」_DSC3153 あきれて笑うチャンタさんに、それ、日本語では「適材適所」と言うのだけど、とうまく言えず、あとになって英語を調べてみると……”The right man in the right place.”。
なんて、ぴったりな表現!
頑固だけれどもまじめで堅実なチャンさんの意思を、チャンタさんは大事に尊重されているようです。

メイクワークショップ、大成功!!

メイクワークショップ、大成功でした!!

皆さまから、お送りいただいた化粧品、たいへん喜ばれました。

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のべ9時間、たましいのすべてをこめ、やり遂げてくれた鵜川友美さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
鵜川さんにメイクをほどこされ、心もほぐされ、織り手さんたちは、どんどん笑顔で輝いていきます。
ふと気づくと、鵜川さんの手に残った、たくさんの証。

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胸がいっぱいになりました。

このためだけに、はるばる日本から来てくださった鵜川さん、本当にありがとうございました!

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もっと知りたい!チャンタさんのこと vol.2

メコンブルーの創設者であるチャンタさん。
とっても魅力的な彼女のことを、少しだけご紹介したいと思います。

首都プノンペンのお店を切り盛りするチャンタさんと離れて、ストゥントレンの工房を守るのは旦那さんのチャンさんです。
2人の性格はまさに正反対。
社交的なチャンタさんに対して、寡黙で真面目一徹なチャンさんという組み合わせは、なかなかの名コンビだと思わされます。_DSC3299日本からのオーダーが、いつも期日ぴったりに仕上がってくるのはチャンさんのおかげ。
チャンタさんとチャンさん、どちらが欠けても成り立たないのがメコンブルーなのです。
気になる2人の出会いについては、またの機会に!

(写真:鈴木竜一郎)